ナマステ!ヨガチャリャヨシコです。
帰国して10日。
雨がよく降ります。
街にいると、靴が濡れるから嫌だ、と思うけど、
田んぼの前に住んでいると、
稲が育つね、よかったねと思います。
グルジは本当に強いです。
私は環境に左右されやすいけど、
グルジは嫌な顔ひとつせずにいます。
グルジは3月に滞在していたウッタルプラデーシュ州で
転倒し背中を強打していて、
4月に入り
私が一緒に住み始めた頃、ほぼベッドの上で過ごしていました。
痛いという表情を一度も見なかったので、
数日の間、私はグルジが痛みを抱えていたことに気づかなかった。
それから、少しづつ回復されて、4月末
ハリドワールからカレラへ移動した。
昼間は暑すぎるので、夕方にタクシーを呼ぶ。
12時間ドライブ。
荷物を積んで狭くなった車内に乗り込む。
グルジは後部座席、私は助手席に。
ハリドワールからデリーを通り、ブリンダーバンを通り過ぎた。
今年の1月に通った道だ。
その先に目的地のカレラがある。
夜中の移動は交通量は少ないし、何より涼しいので楽だ。
道沿いにあるレストランは夜中でも家族連れで賑わっている。
食後、
私がうとうとすると、後ろのグルジからコツンと頭を突かれる。
寝るな!と。
ドライバーが眠そうにしてるから、注意して見とけと。
確かに、眠そう!
そしてまた、コツン。
ハッ、寝てた!
振り返ってグルジを見ると、ぱちっと目が開いてて眠そうにない。
眠そうなドライバーを見張ってる。
私ときたら、空が明るくなるまで、何度もコツン。コツン。コツン。

明るくなると、そこに広がる田園風景。
どこまでも何もない。
ウワーッ!最高じゃん!と目が覚めた。
振り返ってグルジを見ると、変わらずの表情。
バッチリ起きた!と言う私。今頃か。
ここから1時間くらいで目的地に到着。朝7時すぎ。

グルジは、屋根だけの吹きっ晒しの場所に置いてあるベッドに腰掛ける。
身体が痛いのに12時間も座りっぱなし。
きつかったよね。
それに、一睡もしてない。
でも、そんな顔ひとつせず、周りを見廻し、寝た。
ひとがどれだけ来ようと、騒がしくしてようと、
雨風強くて周りの物が飛ばされていようと、寝る時は寝る。
気にしない。
けど、危ない時はみんなを守る。
危なくなる前に知らせてくれる。
私が暑さで、食べれないと言ったとき、
怒ったふりして、食べさせる。
お前は食後3、4時間でお腹が空くだろう、
その時はビスケットを食べとけと教えてくれた。
お通じがない日、これを飲めとアーユルヴェーダの粉末を飲ませられた。
私、グルジに言ってないのに、なんで知ってるの?
お寺に来るジョリーと呼ばれる犬がいて、
夜はお寺で夫のビリー?と待ち合わせしてどこかに帰っていく。
ある日、ジョリーが来ないなと思っていたら、
真っ暗な道をさして、
犬が来た。とグルジが言った。
えー来てないよと私はそっちへ進むと
少ししてジョリーがきた。
グルジはなんでわかるの?
表情ひとつ変えず。
周りの人たち動物たちのこともしっかり見てる。
危険なこと以外、周りの人たちの言うことやることに何も言わずにいる。
この境地に私も達したい。
私もグルジのように強くなりたい。と言ったら、
お前も強いぞって。
いやそんなことない。グルジの前で3回泣いてる。
グルジ、8月に97歳になる。
2ヶ間グルジと過ごせたこと、私の宝物。
ॐ नमो नारायण🙏

